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ハードウェア互換性

Diagram showing hardware compatibility decisions from platform class selection through CPU, memory, NIC, storage, live ISO persistence, and validation checklist

routerd は、必要なカーネル機能とユーザーランド機能を持つ対応 OS の上で動きます。 実用上の論点は、ルーターとして十分なネットワークインターフェース、CPU、メモリー、ストレージ耐久性があるかどうかです。

推奨クラス

種別適性メモ
Intel NUCラボルーター向き信頼性は高い傾向です。ただし Ethernet が 1 ポートのモデルが多いため、USB Ethernet や VLAN trunk は慎重に使います。
Intel N100 mini PC家庭用ルーター向き消費電力あたりの性能が高いです。Intel i226/i225 NIC と十分な冷却を備えたモデルを選びます。
Raspberry Pi 5edge やデモ向き高品質な電源と、対応する USB/NVMe ストレージが必要です。スループットはアダプターに依存します。

候補ハードウェア

この表は出発点です。 状態が「検証済み」でないものは、期待される適性として扱ってください。 ルーターとして使う前に、NIC、MTU、再起動後の収束を確認します。

ハードウェア期待する用途状態メモ
USB Ethernet 付き Intel NUCProxmox ラボルーター、ライブ ISO デモ期待動作実績のある USB Ethernet アダプターを選びます。試験中は管理経路を別の VLAN または別の interface に分けます。
N100 4 ポート 2.5GbE mini PC家庭用ルーター、DS-Lite、PPPoE フォールバック、VPN オーバーレイ期待動作ディスクレスな routerd アプライアンスの最有力候補です。Intel i226/i225 NIC と冷却を確認します。
N100 6 ポート 2.5GbE mini PC複数 LAN、ゲストネットワーク、管理経路分離期待動作WAN、LAN、ゲスト、管理用を物理ポートで分けたい場合に向きます。BIOS の電源復帰設定も確認します。
USB または PCIe NIC 付き Raspberry Pi 5デモ、edge router、省電力ラボ期待動作強力な電源が必要です。スループットは NIC とストレージ経路に強く依存します。
Intel NIC 搭載の古い thin client予備ルーター、ラボノード期待動作試験には便利です。AES、発熱、ストレージの状態を確認します。
Proxmox 上の仮想マシンSDN/VNET routing、CI 風ラボ、統合試験ラボ検証済み同じ resource をあとで物理 mini PC へ移せる点が routerd の強みです。

CPU とメモリー

家庭または小規模オフィスでは、次を目安にします。

  • 基本的な経路制御、DHCP、DNS、NAT、Web 管理画面なら 2 コアで足ります。
  • 暗号化 DNS、OpenTelemetry、ログ保存を使うなら 4 コアが扱いやすいです。
  • 1 GiB RAM が実用下限です。
  • ライブ ISO とログバッファーを使う場合は 2 GiB 以上を推奨します。

ネットワークインターフェース

物理インターフェースは 2 つ以上を推奨します。

  • WAN または untrust
  • LAN または trust

3 つ目の管理インターフェースがあると、ファイアウォール変更の試験が安全になります。 SSH と Web 管理画面を WAN/LAN policy から分離できます。

単一 NIC の VLAN ルーターも構成できます。 ただし、初期設定時に管理経路を失うリスクが上がります。 反映前に必ず plan を確認してください。

ストレージ

通常インストールでは SSD または NVMe を推奨します。 ディスクレス mini PC では、USB 永続化付きライブ ISO を使えます。

  • 設定を USB デバイスへ保存します。
  • ログは /run/routerd/logs の tmpfs に一時保存します。
  • 1 日 1 回、圧縮ログと状態スナップショットを USB へ書き出せます。

低価格な flash media への書き込みを減らす構成です。

ライブ ISO と USB 永続化

ライブ ISO は、短時間の評価とディスクレス運用の両方を想定しています。

  • ISO から起動します。
  • 画面またはシリアルコンソールでテキストウィザードを実行します。
  • router.yaml と選択した状態を USB に保存します。
  • ログは tmpfs に一時保存します。
  • 1 日 1 回、圧縮ログと状態スナップショットを USB へ書き出します。

USB 永続化がない場合、ライブ ISO は一時的なデモルーターとして動きます。 USB 永続化がある場合、同じ mini PC が保存済み設定で再起動します。

NIC メモ

NIC 種別推奨
Intel i210/i211堅実で信頼性の高い選択です。
Intel i225/i2262.5GbE では良い選択です。firmware と OS driver は新しく保ちます。
Realtek 2.5GbE動くことは多いですが、本番で使う前に負荷試験をしてください。
USB Ethernetデモや NUC では便利です。本番ルーターでは無名アダプターを避けます。

プラットフォームメモ

Ubuntu Server が主対象です。 FreeBSD は、プラットフォーム固有の renderer とサービス連携で対応します。 Linux 以外で特定の機能に依存する場合は、プラットフォームを確認してください。

検証チェックリスト

  1. 対象 OS またはライブ ISO を起動します。
  2. すべての NIC 名が安定していることを確認します。
  3. routerctl validaterouterctl plan を実行します。
  4. 可能なら管理経路を分離してから反映します。
  5. DHCP、DNS、NAT、firewall、route policy を確認します。
  6. スループット試験を実行します。
  7. CPU 温度と packet drop を確認します。
  8. 再起動後、手動コマンドなしで収束することを確認します。